高知市内に事務所を構えている工務店さんのモデルハウスの外構工事。外観・内観共にカッコイイテイストの建物ですが、随所にビンテージ感のある素材がアクセントになっており、女性も落ち着いて住まえるような空間になっていました。新しいものの中に、少しでも時を経た、年代を感じる素材を使用することで、人にも植物にも馴染む庭をと、工務店さんと共にプランしました。
道路側は車庫兼庭。玄関内側の木目とウッドデッキの木目が、良いアクセントになっています。シンボルツリーは、半常緑のシマトネリコ。北欧の街に実際使用されていたアンティークの石の敷き込み、何十年も人が歩いたことで とれた角の丸みが 柔らかさを感じさせます。石の間は土目地(ツチメチ)にし、地被植物(ヒメイワダレソウ)が広がっていけるようにしています。庭のテラス土間へ誘うように、石より大きいサイズのコンクリート平板や、色のハッキリした赤レンガを園路の中に配置しました。